Q&A

生理不順や生理の遅れ、胸の張り、朝の吐き気など、特定の兆候があれば注意が必要です。しかし、これらの兆候は、妊娠だけに見られるものではありません。そのため、薬局で購入できる妊娠検査薬を使用し、医師の診察を受けなければなりません。

妊娠週数は医師の診察で確定されますが、ある程度の妊娠週数を予測するにはアリスのサポートが活用できます。

薬剤による中絶と手術による中絶にはそれぞれ特徴があり、自分の病歴や何を優先したいかで決める必要があります。
診察の際に医師とよく相談して決めてください。

受精卵が子宮の内膜以外に着床することを異所性妊娠（子宮外妊娠）といいます。通常は卵管のひとつに着床することが多いです。

子宮外妊娠の症状としては以下のようなものがあります。

• 出血
• 腹痛
• 下腹部を触診したときの痛み

子宮外妊娠が疑われる場合は、合併症を防ぐために、すぐに医師に相談する必要があります。hCGの血液検査と超音波検査により、子宮外妊娠かどうか診断することができます。子宮外妊娠では薬剤による中絶はできません。できるだけ早い診断が必要です。妊娠していて、このような痛みを感じたり、出血したりする場合は、すぐに医師に相談してください。

Fiala C et al. Early medical abortion, a practical guide for healthcare professionals. 2012; p 57-59.

薬剤による中絶では、子宮の収縮を誘発することで胎嚢を排出しますが、その際に痛みが生じます。

手術による中絶は侵襲性が高いため、術後に痛みが生じることがあります。いずれの場合も、痛みを和らげるために医師が鎮痛剤を処方することがあります。

人工妊娠中絶は、あなた自身の状況に応じて行う、私的で個人的な行為です。この出来事を乗り越えるために、両親や友人のサポートは非常に貴重なものですが、知らせる義務はありません。

匿名で個人的な相談ができる場所はたくさんあります。医療従事者に相談すれば、必要な情報はすべて教えてくれるはずです。以下の厚生労働省ホームページのリンクから、「全国の性と健康の相談窓口」が検索できます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/boshi-hoken14/

人工妊娠中絶は、将来的に妊娠する能力に影響を与えません。中絶は新たな妊娠から身を守るものではないことに注意してください。月経周期が再開し、妊娠できる状態に戻ります。妊娠を望まない場合は、中絶後に速やかに確実な避妊法を開始することが大切です。自分に合った避妊方法を医師に相談しましょう。